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意外と知らない人事評価システムをじっくり解説

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人事評価システムと歴史

人事評価システムはIT技術を応用して、人事に関する業務をスムーズに行えるよう、支援してくれるアプリケーションを用いるのが一般的です。会社の従業員を正しく評価することにより、モチベーションを高めてあげる効果が期待できる重要な仕事内容ではあるものの、人が人を評価することになりますから、公平な判断ができなかったり、効率良く業務をこなすには難しい部分を持っています。専門のアプリケーションソフトを用いて科学的な側面から評価することによって、管理を容易にしたり、公平な評価が行えるようになります。

現在はクラウドサーバー上にデータをまとめて、管理や評価をするアプリケーションソフトが多くなっています。それぞれのパソコンにアプリケーションソフトをインストールしなくても、ログインさえできればあらゆる場所にあるパソコンからでも、クラウド上で作業できるのがメリットです。
個別に設定しなくても、ある程度基本的な評価の機能が搭載されているため、導入後に直ちに利用を始めることができます。主な機能としては、コンピテンシー評価やMBO評価、多面評価などがあります。

昔は年功序列によって、単純に勤務年数や年齢が高くなるほど給料が上がったり昇進するといった単純な評価になっていましたが、バブル崩壊以降は成果主義が浸透するようになりました。優れた成績を残す人材が評価される傾向が強まったものの、結果だけを追い求める評価による弊害が大きくなったのも事実です。そこで導入されたのが、アメリカで既に取り入れられていた人事評価システムになります。

コンピテンシー評価とは

コンピテンシー評価とは、結果を出せる思考や行動特性を指します。仕事を上手くこなせる人の考え方や行動を元に、客観的な評価をするのが特徴です。ジャンルによってあまり違いが見られない評価方法ですので、幅広い職種で対応が可能です。

MBO評価は目標管理制度評価とも呼ばれています。定められた期間が終了した後に、どの程度の割合で目標が達成できたのか、視覚的にわかりやすくするのがこの評価の特徴です。
多面評価は360度評価ともいわれるものです。その人物に対し、上司や部下など、他の人物がどのように評価しているのかを確認する方法です。特定の人物だけの評価では偏りがちな部分を、様々な立場の人物から多角的に見ることによって、公平で客観的な評価ができるというメリットがあります。
大企業だけでなく中小企業においても役立ち、使いやすいシステムですから、会社の規模に合ったシステムの導入を検討したいところです。