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人手不足の今、離職者は死活問題!人事で退職者を防止しよう。

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離職は起業にとって様々な損失をもたらします。まず、その離職した人に費やした教育コストが全部無駄になってしまいます。さらに、離職によって生産性が低下しますし、職場の雰囲気も暗くなりがちです。また、連鎖的に離職が発生してしまうようなケースも多いです。そして、離職者が出たら当然ですがその後任の人を採用しなければいけませんが、その採用コストもかかってきます。また離職者によって、企業の機密情報や大切なノウハウなどが社外に流出してしまうというリスクもあります。このように離職は実に多くの損失を企業にもたらしますが、加えて昨今の日本は少子高齢化が進行していますし、人口も減少傾向にあります。労働市場はどんどん売り手市場になってきており、人材の確保が難しくなってきているという環境の変化があります。このような状況の中で、離職されると、これまでよりも一層損失は大きなものとなることは間違いありません。これまでのように、離職者が出ても、すぐに後任の人が見つかるだろうとタカをくくっていると、思った以上に人材補充にてこずり痛い目にあう可能性があります。ですから企業は、なるべく離職者が出ないように、企業経営のあり方を改善していく必要に迫られています。離職を未然に防止するためには、人事のやり方が鍵を握っています。とくに経営体力のない中小企業にとっては離職は大ダメージなので、人事制度をしっかり構築して離職者を減らす努力を惜しむべきではありません。しかし、多くの中小企業では人事部なんて無い場合も珍しくなく、人事制度は社長の一存で場当たり的にやっているということが多いものです。ワンマン社長の強引なやり方で上手くいく場合もありますが、上手くいかない場合もけっこうあるので、そういう場合は社外の専門家などに依頼して、自社の人事制度のあり方について再検討してみるのも悪くありません。例えば、社内でのキャリアアップの道筋を明確にしたりすると、社員のモチベーションアップに効果的です。どのような能力・技術を身につければ役職アップするのかなどが明確に社員に提示されていると、社員にとってはいい刺激になります。また、公正公平な評価制度の構築も大事なことです。中小企業では、仕事に対する評価は社長や上司の心の中のブラックボックス的な評価に依存してしまいがちで、それが社員の不満になる場合が多いです。公平に評価されているという確信を社員が得られるような評価システムを構築することができれば、離職者を減らせることができること間違いありません。