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中小企業にこそ、きちんとした人事評価が必要

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人材は宝です

企業にとって人材は宝であり、育てるべき資源です。これは多数の社員を抱える大手企業だけではなく、中小企業にこそ当てはまるものでしょう。大企業に比べて少ない社員で切り盛りを行う中小企業にとって、しっかりとした人事評価や人材育成は大きな宝となり、屋台骨を支えてくれる柱となります。企業成績や利益に直結する営業、広告や設備への投資に比べて、人事評価はつい疎かになりがちです。

しかし自分の仕事に対して会社が正当な評価を下してくれるという事実は、実際に現場で働く社員にとってはかけがえのないものであり、この会社のために働こうというやる気に繋がります。一口に人材とくくっても、社内で働いているのは感情を持った人間だということを理解し、個人ごとの業績が正当に審査され、評価を下す体制を整える必要があります。

個人の人事評価

個人への人事評価が必要なのは大手企業であっても同様でしょう。しかし大手企業と比較すると中小企業は家族経営や親族経営で成り立つことも多く、社員に対する評価はなあなあになりがちです。一生懸命働いているのに親族でないために評価されない、あるいはまったく仕事に貢献していないのに親族であるがために高い評価を受けているといった体制では、社内から早晩腐敗していくことにもなりかねません

生きるために働き、自らの人生を支える場所として会社は大切なものです。一方で会社と社員の契約は永遠のものではなく、社員は辞めてしまえば会社とは無関係の一個人として、また新しい就職先を探すことができます。仕事についての知識や経験、ノウハウを持った社員は得難い財産であり、できる限り居心地よく働いて貰うためにも、中小企業にこそ公平な人事評価の導入が望まれます。

適材適所に社員の配置

評価制度を導入すべきポイントとしては、適材適所に社員を配置できるという点も挙げられます。評価によって社員それぞれの個性や特性を冷静な視線から見つめ直すことで、その技能を発揮できているか確認することができるでしょう。あるいは評価によって新たな特性が見つかるかもしれません。適切な場所に人材を配置し、その能力を遺憾なく発揮してもらうことは、企業の成績を向上させることにも繋がります。

また、適材適所の配置によって社員自身も生き生きと働けるようになるなど、プラス面での効果が大きくなっています。人事評価は会社全体のビジョンを見直し、将来に向けた経営戦略に合わせた人材の配置や育成を行うためにも必要となっています。