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社員を生かす人事、潰す人事

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人事不足の問題

会社経営を行う上で、最も大切な事は人事だと言っても過言ではありません。いくら機械やコンピューターが発達しても、それを動かすのは人間ですから、いかに人をやる気にさせるかが大切なのです。言い替えれば、同じ1人の労力でも使い方次第では、2人分、3人分の力を発揮することにつながるのです。

また、人事を考える上で、最近問題となっている慢性的な要員不足と労働人口の高齢化も加味しなくてはなりません。これは、日本人口の少子高齢化が大きく影響しているのですが、いくら人を雇用しようとしても、雇用する人がいないのです。また、最近の若い人の仕事に対する考え方の変化も見逃せません。ゆとり教育の影響もあり、正社員にこだわらなくなってきている人が増えており、ますます労働人口の減少に拍車がかかっているのです。

人間関係は欠かせない

さらに、大切なのが人間関係です。営業職でも技術職でも、会社ではチームを形成し、人対人で仕事をします。そこには、上司と部下の上下関係や、同僚同士の横の関係が存在します。この取り合わせによっても、業績に大きな影響を及ぼします。上司と部下の関係であれば、チームをまとめきることができる、さらには人材を育成できるマネージャーが存在していれば、業績は大きく飛躍します。同僚同士であれば、良い意味でのライバル関係やお互いをリスペクトする関係を作ることができれば、緊張感と活気があるチームや職場を作ることができるのです。

会社の人事担当は、こういったことを加味しながら、1人の労働力を少なくとも1人分の業績となるように、また、人を活かすチーム編成となるように人の配置をしなくてはなりません。

人事配置の大切さ

適材適所という言葉を良く聞きますが、個人の配置については、それまでの経験を活かし同じ部署で、プロパーを育成していく方法と、様々な部署を経験させ、会社内を横断的に把握できる社員を育成する方法があり、両者を融合することで、バランスのとれたチーム作りを行うことができます。前者は、職人肌の人材、後者は将来の幹部構成として位置付けると、配置もスムーズになります。

そして何より大切なのが、チームのマネージャーとなる人材の育成と配置です。社員を大きく伸ばすことも、反対に潰してしまうのも、マネージャーの力量にかかっていると言っても過言ではありません。言い替えれば、行動力と責任感を持ち合わせ、しっかりと人材を育て上げることができるマネージャーを配置できるか否かが会社経営に大きな影響を及ぼすのです。

つまり、会社を活性化する人事を行うためには、個人の能力を的確に把握し、人材育成ができるマネージャーを配置して、チームを作り上げることが大切なのです。